IFAの選び方と上手なIFAとの付き合い方

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IFAとは?

IFA(Independent Financial Adviser)とは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことで、金融機関には所属せずに、独立した立場で顧客の資産形成のため、マーケットの分析や商品の分析を行いファンドの販売を行う、金融のスペシャリストの事です。

ハンサードを含めた保険会社は顧客に直接販売をしていませんので、海外積立ファンドを契約する際は必ず認定IFAを通さなければなりません。

日本と海外の違い

海外ではIFAが独立した立場から、保険会社やファンドを勧めますが、日本では証券会社や銀行がファンドを販売します。

日本での販売会社(銀行や証券会社)はファンドの「販売手数料」が主な利益となります。

海外での販売会社(IFA)は投資家の利益に比例して「手数料収入」が主な利益となります。

ここに大きな違いがあります。

日本ではファンドを販売して終わりなため、損をしたらまた別のファンドを勧め、顧客の資産が増えても減っても販売手数料によって銀行や証券会社は儲かる仕組みになっています。売ることに力を注ぎます。

しかしIFAの場合販売手数料よりも、利益に対しての手数料収入の割合が大きいので、顧客の資産を増やすことによって儲かる仕組みとなっています。

日本では銀行や証券会社は売ることに力を注ぐのに対し、海外のIFAは運用パフォーマンスを上げることに力を注ぎます。

IFAの選ぶ3つのポイント

IFAは顧客の収支に直接影響を与えるため、どのIFAを選ぶかによって25年後の資産に大きな差が出ます。

ハンサードで投資を行っている方に取って、IFA選びは最重要事項といっても過言ではありません。

そして資産を増やすという観点から、IFAを選ぶ重要ポイントを抑えていきたいと思います。

①サポート体制

ハンサードで各種変更届けを出す場合やハンサードから来る英文の手紙に対してきちんとフォローをしてくれるのは最低条件だと思います。特に英語がわからないという方は多いと思いますので、そこのサポート体制が整っているかどうかは最低条件です。メールや電話でのフォロー体制があれば特に問題はないでしょう。

②IFAからの情報発信

IFAから定期的にマーケットやハンサードで取り扱っているファンドやポートフォリオに関する情報発信があるのは大事です。投資をしている以上、おおまかにでも世界中のマーケットの動向は把握しておくべきなのでそういったレポートがあるのと無いのとでは大きな差があります。

③IFAの担当者

直接、対面で各種手続きやポートフォリオの相談ができる体制を整えているIFAも多いですが、その担当者に関しては証券会社やファンド出身者が望ましいと思います。金融業出身とは言っても幅広く、マーケットに携わっているのはごく一部の人間ですのでやはりトレーダーやファンドマネージャーと言ったマーケットの最前線での経験者や現在も兼務しているような方は話しててやはり言葉に重みがあります。

また、証券会社でも営業マン出身の場合はマーケットで取引をしているわけではないのでアナリストのような意見が多くパフォーマンスが付いてくるかというと難しいところがあると思います。

また、25年という付き合いなので、担当者とはいい関係が構築できるのが望ましいと思います。

IFAに全任せはダメ!?

IFAは金融のプロフェッショナルなんだから運用は任せるよというスタンスのお客様が多いと聞きます。

しかし投資家もIFAにすべてを任せるのではなく、きちんと自分のライフプランをIFAに伝え二人三脚の姿勢でご自身の資産を育てていくという心構えが必要です。

投資とはライフプランや夢を実現させるための手段です。

金融のプロフェッショナルであるIFAもお客様の方針がわからなければ、無難なポートフォリオを選びます。

取るべき時にリスクが取れなければ大きなリターンは望めません。しかし、IFAの心理として積極的にリスクを取った結果、一時的にしろ大きくマイナスになるとクレームを言われかねないため、投資家側からリスクを理解した上で今は積極的にリスクを取りたいと伝えなければ、基本的にはローリスクローリターンのポートフォリオを選択することになるでしょう。

確かに投資が初めての方はハイリスクと言われても実際どのくらい増減するのか想像が出来ず怖いと思います。ですので、最初は無難なポートフォリオでも構いませんが、何年か経った段階でおおまかに投資というもののイメージがついてくると思います。

その段階でもう一度IFAとライフプランの相談をし具体的な投資戦略を練っていくのが望ましいです。

私の場合はハンサードの仕組み的にも、まだ独身ということもありますので現段階では積極的にリスクを取っていき、結婚というライフイベントや年数の経過によって積立累計金額が大きくなってきたら段階的にリスクを落としていく方針です。

 

お知らせ

私を含めたハンサードで投資をしている投資家のために、生の声を元にIFAの比較記事を書きたいと思っています。ご自身のIFAに関する情報をお問い合わせフォームからお寄せください。

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