ハンサード(Hansard)アスパイア(ASPIRE)手数料、ボーナス一覧

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ハンサード(Hansard)アスパイア(Aspire)手数料、ボーナス一覧

ハンサード(Hansard)アスパイア(Aspire)には手数料とボーナスというものがあります。

よく他の海外積立ファンドと手数料比較をして、ハンサード(Hansard)のアスパイア(Aspire)は手数料が高いというwebサイトを見掛けます。確かに手数料だけを取り上げて単純比較すれば、非常に高いですが、アスパイア(Aspire)には口座に直接付与されるボーナスの仕組みがあるので、ボーナスも含め考えなければ意味がありません。

そこで今回は手数料+ボーナスという観点で話を進めていきたいと思います。

初期口座と累積口座という言葉が出てきますが、それを理解しなければ先へ進めないのでわからない方は、まず下記をご覧下さい。

リンク初期口座と累積口座

ハンサード(Hansard)アスパイア(Aspire)手数料一覧

①年間管理費

 初期口座に対して年8%

 累積口座に対して年1%

※初期口座には25年間、年8%の手数料が掛かり、累積口座には23年間(3年目からなので23年間)年1%の手数料が掛かり続けます。

②BID/OFFERスプレッド

 7.5%

FXのスプレッドと同じ仕組みですが、買値と売値の差額の事です。

簡単に言うと、満期時や解約時に積立総額に対して、7.5%引かれるということです。

③サービス手数料

月額12.25£(約2200円)

※インフレによって上がる可能性がある。

※払込済みにすると月額14.25£に上がる。

※初期口座中は引かれず、累積口座に突入した2年1ヶ月目に積立開始1ヶ月目から24ヶ月ぶんがまとめて引き落としされる。

④顧問費

総資産に対して年1%

IFAへの手数料です。手数料はIFAによって変わるところもあります。

 

ハンサード(Hansard)アスパイア(Aspire)ボーナス一覧

①初期設定ボーナス

積立金額×20%×積立年数=ボーナス額

例:5万円積立 25年契約 =50万円

※積立金額を250£(約45,000円)以上でスタートされた方に付与されるボーナスです。

※ハンサードの契約者が多いと思われる、2010年~2012年頃は今に比べ円高だったため40,000円弱でもボーナスは付与されていた。

※2012年4月以降に契約した方は積立開始5年以内に減額すると初期設定ボーナスを剥奪される。

※中途解約した場合、ボーナス分は解約時に支払われません。満期まで継続さた方のみ享受できます。

②初期払込期間後のボーナス

年間累積購入ユニット数に対して0.75%増しのユニット数が割り当てられます。

※簡単に言うと初期口座終了後、累積口座の積立が開始されてからも積立を続けると、累積口座の手数料 年間管理費1%に対して0.75%のボーナスが付与されるので、累積口座の手数料が実質0.25%まで下がります。

③11年目以降のボーナス

年間積立金額に対して5%増しの金額分のユニット数が割り当てられます。

※簡単にいうと11年目以降は積立額に対して、毎月5%のボーナス付与されるということです。(5万円の場合毎月2500円)

 

手数料+ボーナス

上記が手数料とボーナスの一覧です。

それでは手数料とボーナスを掛け合わせた下記の実質手数料の表をご覧下さい。

月間拠出額 期間
10年 15年 20年 25年
240,000円 2.39% 1.29% 0.69% 0.39%
180,000円 2.48% 1.29% 0.75% 0.44%
120,000円 2.66% 1.43% 0.87% 0.55%
90,000円 2.84% 1.57% 0.99% 0.66%
60,000円 3.22% 1.85% 1.23% 0.88%

これは、例えば60,000円の積立で25年契約で積立を満期まで継続した場合、手数料+ボーナスを合計すると年間0.88%の手数料になるということです。

尚、これには顧問費の1%は含まれておりませんので、60,000円の25年契約の場合、実質年間の手数料は1.88%ということです。

逆に言えば、年平均手数料が1.88%を超えていればプラス収支となります。

これをみると年数が長く、積立金額が大きいほど手数料は低くなりますので、運用的には有利となります。

 

なぜ手数料だけではなく、敢えて手数料+ボーナスという複雑な仕組みを取っているかといえば、これは積立を継続すれば手数料は安くなり、積立期間が短ければ短いほど手数料が割高になるという形にするためですね。

減額、休止をした場合どの程度手数料が変わるか、具体例は下記をご覧下さい。

[必読]ハンサードは減額、休止をすると手数料は割高になる。

ということで、ハンサードで運用パフォーマンスを上げるためには、積立の継続が基本となります。

またクライアントサイトには全ての手数料やボーナスが付与された時価が表記されます。

ハンサード クライアントサイトのログイン方法と5つのポイント

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